居酒屋に行ったら必ず頼むもの。若い頃はから揚げでした。
今でもから揚げは頼みますけど、流石に頻度は減りました。
徐々にたこわさになりポテトサラダになり、さっぱりしたものを好むようになり・・・。歳のせいですね〜。
やっぱり油がくどいというか、胃もたれの危険性が頭をよぎるんですよ。
それでも「胃もたれの記憶より舌の記憶」が優先される時ってありますよね。
特にお腹が減っているとそういう気分になりやすいんですよ。
だから目についたこの「揚げ柿種」に心惹かれたんでしょう。
それプラス、
「柿の種で揚げせんって、見たことない」
と思ったらいっちゃいますよ。
お腹が減っていると「今日はこってりとガッツリといくよ!」と思って食べてしまうと半分くらいで満足する、というか後悔するんですけど。
でも柿の種なら大丈夫でしょう。
揚げ柿種 唐揚げ風味を食べてみた
ご覧の通り、私たちがイメージするいわゆる「柿の種」よりも一粒が大きいですね。
揚げせんべい特有のザクザクした食感で食べ応えがあります。
私は「柿の種:ピーナッツ=3:1」の割合が好きなんですが、こちらの揚げ柿種は1:1でもいけますね。
うん、これはアリだな。
この食べ応えは普通の柿の種よりも満足感は高いかもしれません。
肝心のお味は、ザクッとした食感に軽いスパイシー感とエビのような香ばしさも感じます。
確かに原材料に「エビ粉」とありますね。
「から揚げ風味」と書いてあるのにこの風味は意外性があっていいかも。
でも、「これ唐揚げかなぁ?」というのが正直なところでした。
というのも私は歌舞伎揚が好きなんですけど、歌舞伎揚は甘辛い感じですよね。
揚げせんべい=甘辛いみたいなイメージがあったからこそ、そんなことを思ったのでしょう。
食べ続けていくうちに舌がこの香ばしさになじんでいき、気がつきました。
「・・・衣だな」
そう、唐揚げの鶏肉のジューシーさというよりは衣の香ばしさの味です。
だからこれに鶏肉の味わいもあれば完璧だったかな。
そこだけちょっと惜しいかも。
でも柿の種自体パリポリした食感だし、衣のカリカリした味を想起させる感じでもいいのかな?
とりあえず言えることは、「揚げせんで柿の種は正解」です。
他のメーカーではまだ見たことないので、もしかしたらブルボンの一強かもしれません。
是非とも他の味も食べてみたいですね。
(ブルボンさん、どうですか?)