歌舞伎揚が好きな私ですが、今までぼんち揚を避けてきました。(大阪に住んでいたこともあるのに)
特別鋭い味覚を持っている訳ではないのでぼんち揚との違いが分かるのだろうか?と自信がなかったんですね。
ところがある日ふと思ったんですよ。
「食べ比べたら分かるんじゃないの?」
と。
なーんで今までそこを思いつかなかったかな〜。こんな簡単なことじゃないか。
という訳でスーパーでぼんち揚を買いつつ、ファミリーマートでひとくち歌舞伎揚も一緒に購入してきました。
ちなみにここを見ると、全国的にはぼんち揚の方が好きって人の方が多いみたいです。
へーこれはちょっと意外。
早速ぼんち揚と歌舞伎揚の違いを食べ比べてみましょう。
ぼんち揚げを食べてみた
見た目は普通の揚げせん。このままだと歌舞伎揚となんら変わりません。
私は「ぼんち揚=関西の歌舞伎揚」くらいにしか思っていなかったので甘辛い感じかと思いきや案外そうでもなく。
歌舞伎揚と食べ比べてみると、
- なんというか、あっさり薄味かな
- 甘辛ではなく塩味に近いかも
といったところでしょうか。
ここで思ったのが「関東関西そば(うどん)つゆ論争」です。(そんな名前じゃないけど)
関西だとうどんは出汁であっさり頂くけど関東だとそばもうどんもつゆが黒いし味が濃くて馴染めないっていうアレです。
もしかしたらぼんち揚にもその差が出ているのかなーと思いました。
つまりぼんち揚も関西らしく出汁文化に基づいた味なんでしょうね。
好みで言えば私は歌舞伎揚の方が好きかな。
あの味の濃さが堪らんし、これも関東風のそば・うどんを食べて育ったことも影響しているかもしれません。
てことは関西の人には歌舞伎揚の甘辛さはちょっとしつこく感じるのでしょうか?
その辺のところも知りたくなってきますねー。
ちなみに私は関西風のうどんも関東風のうどん・そばも好きです。
要するに食べ方の違いなのでそんなに否定するようなもんじゃないと思うんですよ。
関東:つゆで食べる
関西:出汁で食べる
そんだけのことです。
西と東の食文化の違いを楽しみましょうよ。