スパイスからカレーを作っていた時、ネットのレシピを参考にしていました。
そこに面白いことが書いてありまして。
「結局のところ、味の決め手は塩加減」
といったことが書いてありました。
確かに塩が少ないと大した味はしないし、「あれ、入れすぎ?」と思って味見するとこれがちょうどいい美味しさになっている。
もっといろんな調味料を使って味わい深くなると思ったのに、結局のところ塩によるところが大きいんだなぁと一つ学びました。
今回は何か特徴的な味のせんべいを買おうと思ったんですけど、あえての塩味。
シンプルにいこうと思います。
「新潟仕込み こだわりの焦がし醤油」は焦げの味がリアルで美味しかったんですが、シンプルな「ほんのり塩味」はどんなもんでしょう?
「4種の塩味+沖縄県産黒糖」使用ということですが、塩味のせんべいに隠し味に黒糖とはなかなか意外ですね。
ちょっと期待しちゃいますよ。
新潟仕込み ほんのりこだわり塩味を食べてみた
お得な2枚入りです。
塩加減は強すぎることもなく弱すぎることもなくちょうどいいですね。
薄焼きでも軽すぎない食感が新潟仕込みの特徴だと思います。
この「ちょうどいい塩加減」と「軽すぎない食感」だと、2枚でちょうどいいんですよね。
パクパク食べられます。
でも黒糖の感じはしなかったかな。
黒糖の味が前に来るのもちょっと違うと思うので、これはこれでいいと思います。
ま、隠し味ですからね。
せんべい自体は少しジャイアントコーンのような香ばしさも感じますね。
グリコのアイスのあれではなく、お酒のおつまみに食べるアレです。
(もちろん原材料に使用されていませんけど)
人によっては塩加減が物足りないかもしれません。
でもこれ、ずーっと食べ続けられそうです。
「ちょっと味が薄いかも?もう1枚・・・」
みたいな感じで。
だから全部で30枚入りですけど、1日で食べつくしてしまいます。
乱暴に言うと、「特徴が無い」かもしれません。
濃いめの味が好きな人もいるし、バリバリと食べて「食ったなー!」と感じたい人もいるでしょう。
だがしかし。
特徴的な味を付けるよりも口の中で自然に馴染んで行きます。
つまり、飽きが来ません。
これは亀田製菓のソフトサラダにも通じるものがありますね。
実をいうと、ソフトサラダは塩加減が濃かったり薄かったりするんですよね。
その安定感の無さは「当たり外れ」を楽しむような面白みがあって好きなんですが、新潟仕込みは塩加減が安定しています。
店頭で選ぶ時に迷ったら一回買ってみてください。
「せんべい食った!」という食べ応えは無いかもしれませんが、気が付いたら全部食べてるかもしれませんよ?
僕も感じていました。塩系のせんべいって、ソフトサラダに限らず、味にバラツキがありますよね。ちょうどいい塩梅の時はこのせんべいナンバー1だな!って思うんですが、薄いときは、こんなんだっけ・・・って感じです。
そうなんですよねー。
ソフトサラダも当たりを食べた時は「うん、やっぱり美味いね!」と思うんですけど、ハズレのときは「あれ?」ってな感じですよね。
で、塩味を求めて自分で思っているより食べてしまう、と。