せんべい布団って、なんだろう?

私が「せんべい布団」という単語を知ったのはずいぶんと前、小学校か中学校くらいです。
何で知ったかというと、こち亀です。
何巻かは忘れましたがこんなシーンがありました。

〜パチンコ屋にて〜

布団屋の婆さんがパチンコを打っているが、どうにも調子が悪くて「今日はダメだね」みたいなことを言っている。

両さん「これで厄払いしな」(出玉で満杯のドル箱を差し出す)
婆さん「ありがとう。今度タダで布団を打ち直すからね!」
両さん「そうしてほしいね。万年床のせんべい布団なもんでね」

と、こんなやり取りがありました。(たぶん30巻~40巻くらいに入っているような気がします。)
当時はせんべい布団ってなんだろう?くらいには思いましたが、特に気にせずそのまま大人になり今に至ります。
さて、これも何かのいい機会なので「せんべい布団」をちょっと調べてみました。

せんべいぶとん
(1)綿が少なく、薄い粗末な布団。
(2)長年使って綿が詰まりまた減って、固くまた薄くなった布団。 {煎餅のように薄い}の意味。”(wikiまとめより)

ということなのですね。

なんとなく「ぺったんこの布団か?」と当時は思いましたが、その通りだったと。
というか両さんの部屋はこち亀で出てくるたびにかなり散らかっているので、布団も余裕で敷きっぱなしで描かれているのは自分もよく知っています。
自分も子供の頃はジャンプ読者だったしこち亀もよく読んでいましたからね。
そらせんべいなみに硬いだろうしてぺたんこでしょうな。

ところで「布団を打ち直す」ということも実はよく知りませんでした。
というよりも、そういう習慣が無かったと言った方がいいですね。(知らない間に母がやっていたかもしれませんが)

あまり買うようなものでもないし、傷んだりヘタってきたら新しいのを買えばいいんじゃね?くらいに思っていましたが、 これってなかなかどうして興味深いです。
こちらのサイトを見てみると、せんべい布団がふっかふかに復活してます。こりゃすごい。

昔はこういう仕事も普通にあったのだろうけど、今はあまりなさそうだなぁ。うちの近所の布団やも閉店してしまったし。
放っておくとロストテクノロジーになりかね無い、かもしれない。

低反発の布団も悪く無いけど、いい布団を購入して打ち直しながら長く愛用するってのもいいかもしれないですね。こだわりの一品!みたいな感じで。

ふと思ったんですけど、テレビのバカ企画で本当にせんべいで敷き布団を作って「リアルせんべい布団」ってやってくれないですかね?
(もしかしてもうやった番組があるかもしれないけど)

 

にほんブログ村 スイーツブログ 和菓子へ
にほんブログ村

スポンサードリンク